こどもの病気・症状 名古屋市西区のきとう小児科医院こどもの病気・症状 名古屋市西区のきとう小児科医院

ぜんそく(気管支喘息)

夜になるとせきがとまらなくなる、呼吸をするたびにゼーゼー・ヒューヒューといった音(喘鳴:ぜんめい)がして眠れないなど、呼吸困難の発作を繰り返すのが気管支喘息です。
はじめのうちは風邪のせきが長引き、喘鳴(ぜんめい)が混じった呼吸をしていることが多いのですが、風邪のたびに同じ症状になったり、風邪をひいていなくてもせきが出やすくなったりする場合はぜんそくが疑われます。
ぜんそくのお子さまは気道(気管・気管支)に慢性的な炎症があります。また呼吸困難の発作を繰り返すことで気管支が敏感な状態になり、さらに繰り返すと気管支が硬く、細くなった状態で固定してしまいます。そのため、いかにぜんそく発作を予防して気管支の過敏性を改善し、お子さまのうちに完治させることが大切です。

ドクターからのメッセージ

ぜんそくの発作は冷たい空気や線香、花火、たばこの煙などが原因で起こることもあります。わずかな刺激でも強く反応してしまうので、日頃から気をつけてあげましょう。