ロタウイルスワクチンについて
ロタウイルスワクチンには2種類のワクチンがあり、接種回数、接種料金などの違いがあります。
ロタリックス(1価ロタウイルスワクチン)とロタテック(5価ロタウイルスワクチン)の違いについて説明します。
ロタウイルスにはたくさんのウイルス型があると言われています。
その中で一番多い型による感染がロタウイルス感染の約65%を占めており、それ以外の4つの型を合わせた5つの型でロタウイルス感染の約90%を占めています。
ロタリックスは感染原因として一番多いウイルス型に対する1価のワクチンで、ロタテックは残りの4つの型を合わせた5価のワクチンです。
ロタウイルスは1つの型に感染すると、その後再び他の型に感染しても軽症ですむと言われており、ワクチンが1価であってもその他の型にも十分な効果があると言われております。
そのため今のところ、効果はほぼ同等であるといわれております。
接種回数、時期
- ロタリックス
-
生後24週までに2回経口摂取を行う。なお1回目は14週6日までに接種することが望ましい。
- ロタテック
-
生後32週までに3回経口摂取を行う。なお1回目は14週6日までに接種することが望ましい。
- ※ワクチンスケジュールを立てる上で、どちらのワクチンを希望されるかをお伺い致しますので決めてからお電話をいただけるとスムーズです。